国内の酎ハイ市場の売り上げは、去年はおよそ5300億円と、この10年間で市場規模はほぼ2倍に拡大しました。このうち、アルコール度数が8%を超えるいわゆる「ストロング系」が占める割合は、かつては酎ハイ市場の40%以上を占めていましたが、去年は26%まで縮小しました。「安くて短時間で酔える」と人気を集めてきたストロング系は、なぜシェアが減ったのでしょうか。追跡しました。
横浜市にあるスーパー「アピタ」。酒売り場に向かうと、売り場で目立っていたのは、アルコール度数3~5%の商品を集めた低アルコールコーナーです。キャッチコピーは「かわいくて、甘くて、いろいろ飲みたい」。しかし、このスーパーをWBSが8年前に訪れたときには、アルコール度数が8%を超えるストロング系の商品が売り場の半分以上を占めていました。
最終更新日:2/12(月)10:58 テレ東BIZ