東京・新大久保といえば、コリアンタウンとして知られていますが、近年は外国人が経営するエスニック食材店が増えるなど変貌を遂げています。なぜ新大久保に外国人経営者が集まるのか。新大久保在住のライターの室橋裕和さんがリポートします。
■外国人同士でも「日本語」が共通語
「らっしゃい、らっしゃーい!」
威勢のいい声が、店内に響く。声の主は日本人ではない。バングラデシュ人のダス・ポンコズ・コマルさんだ。東京・新大久保にあるアジアの食材がびっしりと並ぶ「MICスーパー」の店主である。
最終更新日:2/12(月)14:51 東洋経済オンライン