訪日客増の冬の観光地 物件争奪戦

趣のある建築の外湯(共同浴場)が点在する路地を、外国人観光客が行き交う。温泉やスキー場が国際的に知られる長野県下高井郡野沢温泉村。観光立村を支えるのが、冬場に多い外国人客の存在だ。



 宿泊施設でスタッフとして働く誉田(こんだ)貴子さん(32)は、活気あふれる温泉街の様子とは裏腹に、浮かない表情で言う。「家が見つからないんですよね」

 京都市出身。子どもの頃からスキー競技に打ち込み、何度も訪れた村に愛着を抱いて昨年4月に移り住んだ。温泉街の社員寮で暮らす。ただ、温泉街にマッサージ店を構えて定住したい思いがあり、社員寮は「仮の住まい」。京都市から住民票は移していない。家が見つからない状況が続けば、「村に残るか考えないといけない」とこぼす。

最終更新日:2/11(日)14:00 信濃毎日新聞デジタル

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6491245

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