ホンダの人気車種「N-BOX」で使用されている部品をめぐり、製造元の大手自動車部品メーカー「TOYO TIRE(トーヨータイヤ)」が、両社の契約で定められた管理基準から大幅に外れた数値のまま納入していることが「 週刊文春 」の取材でわかった。トーヨータイヤはこの部品について自社の検査で〈管理基準を満たしていない〉という結果が出た事実をホンダに報告しておらず、この部品は、すでに出荷された車にも使用されている可能性がある。
トーヨータイヤは1945年に大阪市で設立。従業員数は1万1744名(2022年12月31日時点)で、2022年12月期の連結売上高は4972億円。2019年に社名を「東洋ゴム工業」から現在のトーヨータイヤに変更している。
同社は大手自動車メーカーに部品の納入を行っている。「N-BOX」を販売するホンダもその1つだ。
最終更新日:1/19(金)14:18 文春オンライン