日本航空は17日、鳥取三津子専務(59)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。
同社初の女性かつ客室乗務員(CA)出身のトップとなる。赤坂祐二社長(62)は代表権のある会長に就く。植木義晴会長(71)は退任する。
2018年に社長に就任した赤坂氏は、コロナ禍を乗り越え新たな成長路線に道筋を付けたことから、人心を一新する。
同日に記者会見した赤坂氏は、鳥取氏が客室部門と安全関連部門での経験が長いことを踏まえ「お客さま視点を第一に、社員の力を最大限引き出す新しい時代のリーダー」となることへの期待感を示した。
鳥取氏は「航空会社の根幹である安全運航。これには揺るがぬ信念を持って、今後もより一層強い思いで取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
最終更新日:1/17(水)19:00 時事通信