富士通株が急落 英えん罪事件嫌気

17日の東京株式市場で、富士通株が急落した。午前の終値は前日終値比730円安(マイナス3・60%)の1万9555円。富士通の会計システムの欠陥が発端となった英国の郵便事業者の冤罪(えんざい)事件を巡り、同社幹部が16日、英下院委員会で証言し、謝罪したことが嫌気されたとみられる。一時、765円安(3・77%マイナス)の1万9520円まで売られる場面もあった。



17日午前の日経平均株価が取引時間中として約34年ぶりの高値を付けるなど、多くの銘柄で買い注文が優勢となる中、富士通株は逆行安となった。

英政府内で富士通を糾弾する声が高まり、事件被害者が賠償金負担を求めている。16日、同社幹部は欠陥を認め、補償について一部負担もあり得るとの意向を示した。

最終更新日:1/17(水)14:26 産経新聞

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6488524

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