地震後初 和倉温泉の源泉湧き出す

FNNプライムオンライン地震で大きな被害が出て、ほとんどの旅館が休業している石川・七尾市の和倉温泉で16日午後1時ごろ、新たな動きがあった。



七尾市の和倉温泉から、FNN取材団・山北陸斗記者が中継でお伝えする。

およそ1200年の歴史があり石川県を代表する和倉温泉、今は観光客の姿はほとんどなく閑散としている。
しかし先ほど、明るい話が舞い込んできた。

午後1時前に湧き出した源泉は、ボコボコと勢いよく音を立てて出ている。触ってみると熱く、しっかりと硫黄の香りもする。

和倉温泉は、4つの源泉から各旅館に湯を送り出していて、元日の地震で設備が故障し、送り出しが困難になってしまった。

元日は、観光協会の組合に入っている22の旅館で、あわせて約2700人の予約が入っていたそうだが、地震ですべての旅館に被害が出て、現在もこの一帯は断水が続き、ほとんどの旅館が休業している。

温泉街の存続危機に迫られる中、源泉を管理する会社は懸命の修復にあたっていた。

和倉温泉合資会社 社長・小泉孝史さん「(湯が)出なくなると温度が低くなる。それが一番心配だったから。90度近くあるから温泉は大丈夫。(復活に向け)1歩も2歩も進んだ感じがします」

和倉温泉の源泉の湧き出しが、希望の光となるのか期待される。

最終更新日:1/16(火)20:52 FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6488445

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