藤田観光「太閤園」を売却

大阪市にある宴会施設の「太閤園」が、新型コロナウイルスの影響で、2021年6月末で営業を終了することが分かりました。

ワシントンホテルなどを展開する「藤田観光」は、12日、大阪市都島区にある宴会施設、「太閤園」を売却し、2021年6月末で営業を終了すると発表しました。

1959年に開業した太閤園は、広さ約8000坪の庭園や、結婚式場などがあり、2019年のG20大阪サミットでは、閣僚会合の会場として使われました。

藤田観光は、12日発表した2020年1年間の決算で、新型コロナウイルスの影響で旅行や宴会の需要が減り、純利益が約224億円の赤字となったほか、財務の健全性を示す自己資本比率が、2020年12月末の時点で、1.2%に低下しました。

藤田観光は、こうした財務状況の悪化を改善するため、太閤園の土地や宴会場などの施設の売却を決めたということです。

藤田観光は、売却先を明らかにしていませんが国内の法人で、売却に伴う特別利益として約329億円を計上するということです。

最終更新日:2/13(土)8:04 関西テレビ

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6384933

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