IR大手 大阪進出へ改めて意欲

米MGMリゾーツ・インターナショナルのビル・ホーンバックル最高経営責任者(CEO)は10日(米国時間)、大阪府・市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)に参画する意欲を改めて示した。コロナ禍で経営は苦しいが、「多くの時間とエネルギーを費やしてきた。今年の夏ごろにオリックスと計画書を提出しなければならないだろう」と語った。



 MGMはオリックスと組み、大阪府・市が進めるIR計画に唯一参加する意向を表明してきた。ただ、この日発表した2020年12月期決算は厳しく、売上高は前年比約6割減の約52億ドル(約5400億円)、利子や税金を支払う前の損益は1・48億ドル(約155億円)の赤字に転落した。

 ホーンバックル氏は「日本でもコロナが大きなダメージを与え、市場を含め敏感な要素がある。9カ月も現地に人を置いていない。回復には時間がかかる」とも語った。オリックスの幹部も今月8日の決算会見で「1年間時間をおいて、色々なところが見えてくる。慎重に色々なことを検討していきたい」と述べた。ただ、参入姿勢は変わらないと強調している。

最終更新日:2/11(木)18:53 朝日新聞デジタル

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6384816

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