年末年始は高速道路も混雑しがち。スムーズな移動のため、NEXCOなどが発表する「渋滞予測」を参考にしている人もいるのではないだろうか。
渋滞予測は毎年の11月末ごろに発表され、予測される渋滞の回数、渋滞のピーク日時、渋滞の長さ、渋滞の発生箇所などを、高速道路の上り線・下り線それぞれにまとめている。
今回の年末年始(2023年12月28日~2024年1月4日)の渋滞予測(全国版)だと、下り線は12月29日、30日、1月2日、上り線は1月2日、3日に渋滞の多発が見込まれるという。場所によっては30km以上の渋滞も想定され、日にちや時間帯を分散するように呼び掛けている。
ドライバーには参考となる情報だが、ちょっとした疑問も浮かんでくる。年末年始の予定や車両がどこに向かうかはそれぞれなのに、約1カ月先の渋滞をどう予測しているのだろう。
そこでNEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)に取材。渋滞予測の仕組み、渋滞に遭遇しないためのポイント、巻き込まれたときの対処法を関東支社の“渋滞予報士”(渋滞予測を担当する社員)に聞いた。
最終更新日:12/26(火)15:54 FNNプライムオンライン