政府が目指す「資産運用立国」を後押しするため、日本生命はベンチャー企業などに出資するファンドの設立を検討していると発表しました。ファンドの設立は、2024年夏ごろを目指していて、総額は数百億円規模になるということです。
日本生命の子会社であるニッセイアセットマネジメントとニッセイ・キャピタルがそれぞれ運営、管理する2つのファンドを通じて、国内のベンチャーキャピタルとスタートアップ企業に幅広く資金を供給します。ヘルスケアなど保険事業と親和性のある分野のキャピタルファンドや、保険事業の高度化に役立つ先端技術を持つようなスタートアップへの積極投資を検討しているということです。
日本生命は、こうした投資によって競争力を強化すると同時に、政府の目指す「資産運用立国」を後押しすることで日本経済の活性化にも貢献したい考えです。
最終更新日:12/25(月)13:58 テレビ朝日系(ANN)