車両の安全を確認する認証試験で新たに174の不正が発覚し、全車種の出荷停止を発表したダイハツ工業と親会社のトヨタ自動車が20日午後4時40分すぎから東京都内で会見し、ダイハツの奥平総一郎社長が「お客様をはじめ、ステークスホルダーの皆様に大変なご心配、ご迷惑をおかけし、信頼を裏切ることになりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と冒頭で謝罪しました。
奥平社長はさらに、「認証試験はお客様に安心して車に乗っていただくための様々な基準を満たしているかをあらかじめ国に審査・監督いただくもので、認証の適切な取得は事業を行う大前提。今回、認証を軽視していると指摘されても仕方ない不正が行われ、その環境をつくった責任は経営陣にある。自動車メーカーとして根幹を揺るがす事態となり、大変重く受け止めている」と話しました。
最終更新日:12/20(水)19:56 読売テレビ