まとまった数の衣類や、布団など大型の洗い物がある時に活躍するのが、コインランドリーです。共働き世帯が増えたことなどを背景に、店舗数も年々増加していますが、それに伴って、競争も激しくなっています。業界大手による最新型洗濯機の開発や、異業種の参入など、熱を帯びるコインランドリー業界を取材しました。
12月7、8日に横浜で開催された「国際コインランドリーEXPO」。31の企業や団体が参加する国内唯一のコインランドリーのビジネス展示会です。
大型コインランドリー機器でトップシェアを誇る「トーセイ」のブースに展示されていたのは、来年の2月に発売される最新式の超大型乾燥機。容量が従来の乾燥機の1.5倍以上になっていて、これまで難しかった布団のふっくら仕上げを可能にしています。
「今までの25kgぐらいのサイズだと中で回ることはするが、ふっくらさせる復元までいかなかった」(「トーセイ」の塚本広二執行役員)
一方、こちらの乾燥機「リフレッシュスチーマー」は大量のスチームを15分間放出し、布団の中綿まで吸引します。敷布団のほか、マットレスやじゅうたんなどのダニを高温の蒸気で取り除きます。さらにキャッシュレス決済システムなどデジタル技術を活用した機器の展示も目立ちました。
最終更新日:12/18(月)9:52 テレ東BIZ