プロ野球・阪神タイガースの日本一記念グッズを18日、大阪・阪神百貨店梅田本店で販売を開始した。
球団直営で阪神グッズを販売する8階の「阪神タイガースショップ TEAM SHOPCLUBHOUSE」には、1階の専用入り口が設けられた。同店でしか買えない百貨店限定2023日本一記念商品として「ピンバッチ」「スマホストラップ」「ブランケット」「リストバンド」「フェースタオル」5点を含む約25点の販売をスタートした。
この日は早朝に冷たい雨が降り、気温は午前8時現在で8度と冷え込んだが、約2000人の熱心なファンが開店前から列を作り、午前5時半から入場整理券を受け取った。開店時間を1時間早めて午前9時にオープン。午前8時45分に売場手前で集合したファンが六甲おろしを歌い、店のオープンを待った。
一番乗りの京都府在住の60代男性は、リーグ優勝グッズ販売時も一番乗り。この日は「全種類買うつもりやったけど、色違いで悩んだ。チャンピオンって入ってるから値打ちがある」とパーカーなどをゲットし笑顔。また、昨晩の午後11時に到着した淡路島から来た中田さん夫妻はブランケットやパーカーなど、夫妻で合計11万円分を購入した。中田直也さんは「年間パスを持っているので、胴上げも2回見ました。生まれた時からの阪神ファンです」とグッズを手に晴れやかな顔。妻の衣美さんも「めちゃくちゃうれしいです」と、38年ぶりの日本一を喜んだ。
同店では26日までは日本一記念グッズを販売する予定。その後は通常のグッズ販売に戻るという。同店の販売推進部広報担当部長の竹下諭さんは「リーグ優勝の時よりトーンダウンするかなと危惧していましたが、リーグ優勝時のセール7日間より、日本一セール5日間の方が売り上げも良かった。ファンの方の熱量がすごいなと改めて思いました。23日の優勝パレードに日本一グッズを持って行ってほしい」と話した。
最終更新日:11/18(土)17:59 スポーツ報知