(見出しと本文1段落目の売却先を、「アポロのグループ会社」から「アポロが投資助言を行うファンド」に訂正します)
Miho Uranaka
[東京 17日 ロイター] - パナソニック ホールディングスは17日、傘下で車載部品を手掛けるオートモーティブシステムズを、米投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントが投資助言を行うファンド(訂正)に売却することで基本合意したと発表した。
売却により、オートモーティブシステムズは完全子会社から持ち分法適用会社になる見通し。2024年3月末までの正式契約を目指し協議する。
電動車への急激な移行で継続的な投資が必要となる中、アポロとの共同パートナーシップの合意により大規模かつ新たな資金調達の機会を得るといい、将来の株式上場も視野に入れる。現在の事業体制を維持したままの前提で、一部の事業の売却などは想定していない。
オートモーティブシステムズの23年3月期の売上高は1兆2975億円だった。事業売却は、パナソニックHDが進める事業ポートフォリオの見直しの一環。
最終更新日:11/17(金)18:16 ロイター