中国による日本産の水産物輸入停止で特に影響を受けたホタテを返礼品で求めるふるさと納税が9.3倍に達したことがわかりました。
ふるさと納税サイト運営の「さとふる」によりますと、ふるさと納税で返礼品をホタテとする寄付は、ことし9月に前の月の9.3倍に増加しました。
8月の中国による日本産の水産物輸入停止で影響を受けた水産業者を支援する動きとみられています。
一方、10月のふるさと納税に関する経費基準の厳格化などの制度変更をめぐってはおよそ3割の自治体が寄付金額を平均およそ20%値上げしたことがわかりました。
値上げを見込んだとみられることし9月末までの寄付は前の年の5倍近くに増えました。
その反動もあり、毎年駆け込みの寄付が目立つ12月も「ことしは、残った控除上限額を調整するため、少額の返礼品が注目を集めるのでは」としています。
最終更新日:11/8(水)20:38 テレビ朝日系(ANN)