街の飲食店は、時代を映す鏡だ。グルメブーム、コロナ禍を経て、日本の飲食業界は目まぐるしく変化している。食そのもののレベルは高水準に達し、外国人客が日本に美味を求めて押しかける一方で、日本の若者たちは飲酒を好まず、チェーン店の味に安心感を覚える-----。令和の天才飲食店プロデューサーと称される稲田俊輔(53)は自らも料理人でありながら、チェーン店から珍店まで好奇心のおもむくままに食べ歩き、「日本の食の現在」を静かに俯瞰している。稲田は言う、「オモウマい店は、はっきり言ってライバル」。(取材・文:山野井春絵/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース オリジナル特集編集部)
最終更新日:11/5(日)20:23 Yahoo!ニュース オリジナル 特集