育児や介護、リスキリング機会の増加――。近年、働き方は多様化し、子育てや介護と仕事の「両立社員」をはじめ、両立社員をサポートする周囲の従業員への支援にも注目が集まるようになった。
損害保険事業を展開するあいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区)は、職場の社員1人が育児中社員になりきり、勤務時間の制約や急な退社要請を疑似体験する「なりきりプロジェクト」を実施した。同研修は社内だけにとどまらず、関係先や代理店にも事前に説明し協力を依頼するなど、本格的に行ったという。一体どのような研修だったのだろうか?
研修の内容や目的、同社の目指す多様な働き方について、人事部 ダイバーシティ推進室の沓掛明恵室長、宮岸安弥子主任に話を聞いた。
最終更新日:11/4(土)12:00 ITmedia ビジネスオンライン