三菱自動車は24日、中国での車両の現地生産から撤退すると発表した。
合弁会社の株式は、三菱商事の保有分とともに合弁相手の広州汽車集団に譲渡する。2024年3月期連結決算で関連費用243億円の特別損失を計上するが、現時点で業績予想の変更はない。
同国で電気自動車(EV)への移行が急速に進む中、三菱自はEV化で出遅れ、採算が悪化していた。現地生産撤退の理由について「電動車への移行は予想以上に加速し、消費者の選択にも急速に大きな変化が起こっている」と説明した。
最終更新日:10/24(火)20:45 時事通信