中古車販売大手ビッグモーターによる保険金の不正請求問題で、損害保険大手のうち三井住友海上が11月末でビッグモーターとの代理店契約を解除する方針を固めたことがわかりました。
損害保険各社は、ビッグモーターの協力を得ながら正しい修理金額を確定させて保険金の返金を求め、顧客の等級を訂正する作業などを進めています。
しかしビッグモーターの調査に遅れが出ているため、三井住友海上は独自に過去5年間の対象およそ5万台すべての調査を来年5月末までに終えるよう進めてきました。
関係者によりますと、この独自調査にメドがついたため、ビッグモーターとの委託代理店契約を11月末で解除する方針を固めました。
解除しても影響は限定的と判断したもようです。
ビッグモーターで保険を契約した顧客には、別の代理店への変更手続きなどを進める方針です。
最終更新日:10/18(水)12:19 テレビ朝日系(ANN)