第一生命ホールディングス(HD)は3日、営業職を除く社員約1万5000人を対象に4月から副業を解禁する方針を明らかにした。社外で多様な経験を積ませ、社員の成長を後押しする。第一生命によると、社外での副業を解禁するのは大手生保で初めて。
勤務時間外にフリーランスや起業などの形態で働くことを認め、他の企業で働くことは禁止する。ITエンジニアや金融知識を生かしたセミナー講師といった職種を想定しており、副業を通じて得た専門知識や人脈を本業に生かしてもらう狙い。対象者の1割程度の利用を目指す。
最終更新日:2/4(木)11:43 時事通信