長期金利一時0.750% 10年ぶり水準

28日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債(第371回債)の流通利回りが一時0.750%に上昇(債券価格は下落)した。



 前日比では0.020%の上昇で、2013年9月以来、約10年ぶりの高水準となった。米国の長期金利が原油高に伴うインフレ懸念の台頭で約16年ぶりの高水準を更新したことが波及し、東京市場でも債券を売る動きが強まった。

 市場関係者によると、日銀が早期にマイナス金利政策を解除するとの観測がくすぶっていることも債券の売り材料となっている。円安が1ドル=150円に近づいており、「円安・ドル高が止まらないことも日銀の政策修正観測を強めている」(大手証券)との声が聞かれた。

最終更新日:9/28(木)13:35 時事通信

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6476735

その他の新着トピック