FNNプライムオンライン世界のセレブをも魅了してきた、日本を代表するホテル「帝国ホテル」。
喜劇王・チャプリンや、ハリウッドスターのマリリン・モンローも利用していた。
そんな超一流のホテルに、“泊まる”ではなく“住む”ことができる、夢のようなサービスが始まった。
帝国ホテルが1日、予約の受け付けを始めたのは、「ホテルに住む」をコンセプトとした新事業。
新たなサービスでは、およそ30平方メートルのこの部屋、5連泊すると1部屋15万円。
1泊あたり3万円だが、ひと月30泊した場合は月額料金となり、1部屋36万円。
1泊あたりに換算すると1万2,000円と、ぐっとお得になる。
さらにこの料金で、ホテルにあるプールやフィットネスジム、仕事用のワークスペースなども利用できる。
1階のラウンジでは、1杯1,500円以上する紅茶やコーヒーを自由に飲むこともできる。
一方で、通常のサービスから変更された点もあった。
その1つが、シャンプーや歯ブラシなど、客室のアメニティー。
帝国ホテル 宿泊部サービスアパートメント課・宮崎真理課長「客室アメニティーは、ご到着日のみご用意をさせていただいておりまして、それ以降は、お客さまのお好みのものをご自身でご用意いただければと思っております」
さらに...。
帝国ホテル 宿泊部サービスアパートメント部・宮崎課長「ベッドのほうも3日に一度の清掃になりますので、その時にメイキングをさせていただきます」
帝国ホテル130年の歴史の中で初めてという、今回の月額サービス。
およそ900室ある客室の1割ほどにあたる、99室を充てる。
新型コロナ感染拡大により、宿泊者の数が低迷する中、日本を代表する老舗ホテルが始める、新たな挑戦。
コロナ禍とコロナ後の2つを見据えている。
帝国ホテル 宿泊部サービスアパートメント部・宮崎課長「テレワークで仕事をされる環境を求めていらっしゃるお客さまもたくさんいらっしゃいますので、そういった方に利用いただきたいと思っておりますし、将来的には、海外からのお客さまが戻られたときには、こちらで長く滞在していただいて、日本をゆっくりと楽しんでいただけるような使い勝手をしていただければと考えている」
最終更新日:2/1(月)22:16 フジテレビ系(FNN)