[東京 20日 ロイター] - 不動産経済研究所が20日に発表した8月の首都圏(1都3県)新築分譲マンション市場動向によると、発売は前年比26.4%増の1469戸で2カ月連続で増加した。平均価格は7195万円で前年比17.9%、6カ月連続の上昇となった。東京23区は8597万円で前年比8.8%上昇だった。
首都圏の平均価格は都心の一部高額物件の影響などで3月に1億4360万円となり、単月で初めて1億円を突破。7月は3月以来の高水準となる9940万円となっていた。
月内に成約となった比率を示す首都圏の初月契約率は68.6%となり、2カ月ぶりに60%台に低下した。9月の発売戸数は2500戸程度を見込んでいる。
最終更新日:9/20(水)18:05 ロイター