マツダ(広島県府中町)は15日、同社のサーバー機器が外部からの不正アクセスを受けたと発表した。10万4732件のアカウント情報など、同社が管理する個人情報の一部が外部へ流出した可能性があるという。顧客の個人情報は含まれていない、という。
マツダによると、流出した可能性があるのは、マツダとグループ会社、協力会社、取引先の社員の氏名やメールアドレス、電話番号、マツダが発行したIDとそのパスワードなど。
7月24日に不正アクセスを受けたことが判明した。同社は、サーバーをネットワークから切り離し、対象のIDも無効化。外部の専門家による調査を進めてきた。現時点で、流出した可能性がある個人情報を悪用した事例は確認されていないとしている。
マツダは「調査に時間を要し、おわび申し上げる。事態を重く受け止め、ネットワークへの監視体制など再発防止に全力で取り組む」としている。(松田史朗)
最終更新日:9/15(金)17:34 朝日新聞デジタル