固形洗濯石けん「ブルースティック」が人気を集めている。
3本入りで定価400円ながら、とあるフリマサイトでは1200円の高値で転売。実はこの商品は、神奈川県の横須賀刑務所で製造されているものだ。
刑務所の受刑者たちが作った製品の専門店「キャピックショップ中野」(東京・中野区)では、売上全国ナンバーワン商品がブルースティックで、2022年は年間約4万9000本販売したという。
あまりの人気で、公式オンラインショップでは、すべて品切れ。店頭では1家族6組までと制限されている。新宿駅でのイベントでも「爆売れ」。購入者はその魅力を語る。
「子どもが小さいので、汚れ物を洗うのに役立つ」
「Yシャツとかの汚れに塗って、揉んだ後、すすいで洗濯機に入れて洗っている」(購入者)
えり袖の黄ばみや、靴の泥汚れ、食べこぼしなどが落ちると評判だが、コロナの影響で刑務所内での作業時間が減り、生産量が減少したことにより「レアもの」となっている。
最終更新日:9/7(木)7:09 ABEMA TIMES