着用が努力義務化された自転車用ヘルメットについて、安全基準を満たしていないものが販売されているとして、国民生活センターが注意を呼びかけました。
国民生活センターは、通販サイトで販売されていた自転車用ヘルメットで、SGマークなど製品安全規格の適合マークがない9銘柄について、衝撃吸収性を調査しました。
この結果、9銘柄すべてがSGマークの安全基準を満たしておらず、うち2つは、衝撃を吸収するための緩衝材さえ使われていませんでした。
あごひもの耐久性も9銘柄のうち8つで基準よりも強度が不足していました。
自転車用のヘルメットは、ことし4月から着用が努力義務となり、一時、品切れが相次いでいました。
国民生活センターは、「性能の低い製品の流通が懸念される」として、製品安全マークがあるものを購入するよう注意を呼びかけています。
最終更新日:7/12(水)19:02 テレビ朝日系(ANN)