TBS NEWS DIG Powered by JNN物価の変動を反映した働く人1人当たりの「実質賃金」が14か月連続で減少したことが分かりました。
厚生労働省によりますと、基本給や残業代などを合わせた働く人1人あたりの今年5月の現金給与の総額は、28万3868円でした。前の年の同じ月から2.5パーセント増え、17か月連続の上昇となりました。
一方、物価の変動を反映した「実質賃金」は、前の年の同じ月と比べて1.2パーセント減り、14か月連続の減少となりました。
厚労省は「賃金は伸びているものの、物価の上昇に追い付いていない状況が続いている」としています。
最終更新日:7/7(金)14:29 TBS NEWS DIG Powered by JNN